初心者からベテランまで誰でも簡単かつ一発で芯出しできるオーダーメイド省力化ホルダーです。毎日敷板は気にせず、芯出しゼロ分!
旋盤加工担当者様・製造・生産技術者様へ
旋盤内径工具専用ホルダーのゴリラホルダーは旋盤の刃物(カンナ)台に取り付けるだけで簡単かつ瞬時に刃先の芯出し出来る敷板やシムが不要の省力化ホルダーです。
お客様の旋盤に合わせて完全オーダーメイド制作する為、刃物(カンナ)台にとりつけた時点で芯高がでているので、現場の誰が使ってもボーリングバーや中ぐり、穴くりバイト、スリーブ等のツーリングの入換が簡単で瞬時に素早く行なうことができます。
ゴリラホルダーを導入するだけで、段取り時間の圧倒的な時間短縮につながります。さらに内径工具をしっかり固定できるのでビビりを抑えます。毎日の仕事で使う職人の道具として使って頂ける品物を提供します。
ゴリラホルダーとは
旋盤に取り付けるだけで芯出し出来るオーダーメイドホルダー。ゴリラの手のように力強く、旋盤内径工具を保持する専用ホルダーのことです。刃物を決まった高さにがっちり固定します。
NC旋盤で使用する内径用ツーリングが自在に使える上に、きめ細かなオーダーメイド製作より、敷板不要になるためボーリングバーやスリーブの交換が早く、入換しただけで誰でも簡単に芯が出せるため旋盤初級者から上級者まで生産性が向上します。
完全受注生産専門のため、お客様の機械に合わせ0.1mm単位で1個からカスタムオーダーが可能です。NC旋盤と普通・汎用旋盤を上手に使い分けている現場のための道具です。
1.内径工具の芯高をピタっと出す。
・段取り替えが楽になる。
・すぐに加工を始められる。
・日々スピードアップ
2.ツールをガッチリ固定。
・穴の加工精度が向上します。
・ビビりを押さえます。
・超硬や防振などツールの性能を活かします。
3.工具の入れ替えが楽に。
・NC旋盤のツールを活用。
・素早く工具交換できます。
・トータル加工時間の短縮を。
こんな事でお困りでありませんか?
・内径工具の刃先の芯出しに敷板を使用しており、段取りに時間がかかってしまう。
・これまでの方法にフラストレーションを感じている。
・工程が多く内径工具の入れ替えに手間がかかり、スムーズに作業を進められない。
・工具を一度刃物台から外して再取り付けする際に、再度刃先位置を出す必要がある。
・大きくて深い穴を加工するために超硬バーを使用しているが、防振やビビりをさらに軽減したい。
・心押台でのドリル加工において、正確な穴位置を出すのが難しい。
ゴリラホルダーはこれらの問題を解決し、作業効率を大幅に向上させます。
ゴリラホルダーを導入すると!
・敷板が不要になり、心高出し作業が初級者でも簡単になります。
・スリーブやボーリングバーホルダーを利用することで内径工具の入換作業が早くなります。
・旋盤の内径切削加工で刃物を力強く保持することができます。
・内径溝入れバイトや内径ネジ切りバイト等刃物(カンナ)台に平行に取付できます。
・内径ねじ切りや内径溝入れ→安定してまっすぐに位置決めできます。
・正確な心高調整が必要なセンタリング加工(センター穴やもみつけ)やドリル加工に最適です。
・生爪の成形が早くなります。
・ちょっとした追加工などの際に瞬時にサッと刃物台に取り付けできます。
・NC旋盤の内径用ツーリングが自在に使えます。
・特殊防振ボーリングバー、超硬バーをさらに活かして効果を出すことができます。
・刃物台に取り付けて行うドリル加工→送り加工ができます。
・ドリル加工で旋盤往復台の目盛やカウンターを活用する事で寸法が出しやすくなります。
・ゴリラホルダーならNC用の防振バイトや防振ボーリングバー、超硬バーを刃物台に簡単にしっかりと取り付けることができます。
ゴリラホルダーの効果
・超硬のボーリングバーとの組み合わせで深穴加工の内径穴精度向上(※径やバーの径に対しての深さDによります)
・毎日の作業の中で、敷板での芯出しを気にしなくなる。
・パッとつけてすぐ加工に入ることができる。
・段取り替えが驚くほど簡単に。
現場の手法|内径加工の段取りをゼロから見直す
ゴリラホルダーの開発について2014年7月にツールエンジニア誌に寄稿したものです。
ゴリラホルダー使用加工分野
樹脂加工、プラスチック加工、金属加工、シリンダー内径(穴くり)加工、深穴加工、ベアリング部内径加工、内径ネジ切り加工、フランジ内径加工、ギアブランク加工、Oリング溝加工、パイプ内径加工、カラー製作、バルブ内径加工、ブッシュ加工、シャフトホルダー加工、内径深穴加工、内径深溝加工、中ぐり、穴ぐりなど旋盤を使用した内径旋削・切削加工分野で省力化できます。
【動画】旋盤でゴリラホルダーを使用しドリル加工をするために、簡易的なセンターを出す方法
難削材加工時のチップや工具の長寿命化
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内径加工とは
内径加工は旋盤を使って材料の内部を加工する技術で、主に穴あけや内側の溝加工、さらには内径ねじ切りを行うために用いられます。この加工は非常に高い精度が求められ、工具の性能や保持方法が重要な要素となります。特に内径の精度が求められる部品製作においては、内径工具の芯高を正確に設定し、ビビりを抑えることが製品の品質に大きな影響を与えます。
内径加工でよく使用される工具には、ボーリングバーや中ぐりバイト、内径ねじ切りバイトなどがあります。これらはすべて内側の加工面を精密に仕上げるために使われ、工具交換や芯出しが正確に行われることが求められます。ゴリラホルダーはこの内径工具を素早く交換し固定できるため、段取り替えの手間を省き作業効率を大幅に向上させることができます。
内径加工における大きな課題の一つは、工具の固定と芯出しの精度です。従来の方法では、工具を取り付けるたびに芯高を調整する必要がありこれが時間と手間をかけてしまいます。ゴリラホルダーを使用することで、工具の芯高調整が不要になり、誰でも簡単に内径工具を取り付けることができ精度が保たれたまま加工を開始できます。これにより、作業効率が大幅に向上し日々の作業でのストレスを軽減することができます。
また内径加工ではビビりの抑制が重要です。ビビりが発生すると加工面に不正確な加工痕が残り、製品の精度が低下することがあります。ゴリラホルダーは内径工具をガッチリと固定することにより、ビビりを最小限に抑え、安定した加工を実現します。特に超硬バーや防振ツールを使用する場合、工具の性能を最大限に引き出すためには、工具のしっかりとした固定が必要不可欠です。
このように内径加工は非常に高い精度を求められる作業であり、ゴリラホルダーを導入することで、工具交換や芯出し、ビビり抑制といった課題を解決し、作業の効率化と精度向上を実現することができます。